ビッグデータオールスターズに行ってきた感想1
セッション①『ビッグデータ×クラウド』
Google、Microsoft、AMAZON、Treasureといった
短い時間でしたが、各々のサービスについて語ってくれました。
各発表については短い時間でしたが登壇した方々の話がわかりやすく、
世界観などが知れて良い内容だと思いました。
ただ、各発表内容のフォーカスしている点やレベル感などが違ったため、
全くしらない人だと混乱したんじゃないかなという感じが。
特にSaasのTreasureも一括りにされていたので、気になりました。
このセッションを通して考えたこと
※各発表に対する感想は割愛
ビッグデータの基盤を考える上でクラウドサービスを正しく把握する必要がある。
正直めんどくさい。結局何がどう違うのか整理・検証するにもパワーがかかるし、
サービスが常に拡充されているからキリがない。
そんなクラウドの大手の各社が並んで発表してるのを見て思いました。
「何かに似ている・・・」
「なんだこのデジャブ感は・・・」
気づきました。
携帯電話のキャリアと一緒だと。
(AWSがドコモかなw Treasureはちょっと違いますねw)
今はまさに各社がビッグデータに必要なサービスを充実させており、
自分のとこのサービスは
「こんなことができます、こんなサービスあります!」
(学割あります!家族割りあります!老人用携帯あります!)
とか言っている段階です。
今回登壇した会社以外にも大手のIBM、Oracleなどもビッグデータに力を入れており、クラウドサービスにも力を入れようとしてます。
IBM・・・Sparkまじ本気やるぜ、Watosonとかあるぜ BlueMix☆Two-Mix
っていうかSPSS、Puredata(Netezza)とかあるし など
Oracle・・・やべ、クラウドやらなきゃ Exadataクラウド提供してやるぜ など
さてさてこの後どうなるのか。
時期に各社がビッグデータのクラウドサービスの拡充は一段楽するのでしょうか?
利用する側でどれでもいいわ〜的な未来になるのでしょうか?
どうなるかわかりませんが、
自分としては以下のようにしてくのがよいと考えてます。
最後に
<前提仮説>
生き残る大手のビッグデータのクラウドサービスはできることが大体似てくる。
なぜならビジネスニーズに対する回答として各社がサービスを提供しているわけなので、何かしらの解としてのサービスはあるはず。そして料金レベルもそこまで大差なくなる。
(でないと生き残れませんからね。アーキテクチャーの違いから利用用途を分けたほうがよいとかは発生するかも知れませんが。)
<結論>
▪️ユーザー企業はどうしていくのがよいのか
・オンプレとクラウドの使い分けは明確にする!(超重要)
・生き残れないようなハズレサービスを引かないように最低限の調査は行う
・クラウドサービス同士の調査や比較にパワーをかけるより、
ある種割り切ってビジネスニーズに合うクラウドサービスがあれば良しとする
(じゃないとクラウドtoクラウドみたいなしょうもない移行や検証をし続けることになるので)
▪️クラウドベンダーはどうしていくのがよいのか
・先に市場をとる!
クラウドサービスという特性から後で選択したクラウドサービスを
変えやすいと考える人もいるかも知れませんが、自分はそうは思いません。
クラウドサービスを変更するということは、
運用に関わる業務や体制の変更などを考える必要があり、
且つ運用者の学習コストもかかります。
以前よりかは変えやすいとは思いますが、前提仮説でも書いたようにサービスでの
コストメリットはそこまででないと考えるため、
クラウドtoクラウドという移行は現実的にはあまり考えられないのでは?
と考えてます。
なので、ユーザー企業の初めてのクラウド移行先として選定されるように
投資すべきだと考えます。
・アメリカで拡充された機能を素早く日本のユーザー企業に早く届ける
今の時代はアメリカでの新しいサービスの発表を
日本側でリアルタイムに知っても、日本側ですぐさま対応できる体制が
各社できているのか?というと疑問があります。
そこが競合優位性につながる要因になるのではと考えます。
以上ですが、こんな感じでブログを書いていこうと思いますので、
宜しくお願いします( ´ ▽ ` )ノ